不動産の分筆と境界問題

相続では、相続財産である不動産の境界が原因でトラブルになることがあります。

公図や登記上では、しっかりと境界があったとしても、実際に現地を見てみると、土地と土地の境界が全く違うこともあります。隣の不動産が侵食していたり、置石が崩れていて境界が解らないなどの場合もあるので注意が必要です。

  

境界がはっきりしない場合の対処法

①土地家屋調査士に相談する(当センターでご紹介も可能です)

②法務局へ「筆界特定」を申請する

③裁判所に境界確定の訴えを起こす
境界鑑定委員が資料を集め、現地を測量し、公正妥当な位置を決めます。境界鑑定委員は裁判所から依頼を受けた土地家屋調査士が務めます。

いずれにしても、境界問題で困ったことが生じた場合は、専門家に相談して公正な立場で判断してもらいましょう。

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