ご相談事例

司法書士へ遺言書についてのご相談:熊本市 Y様

Q:遺言書に記載されていない財産の取り扱いについて、司法書士の先生にお伺いしたいです。(熊本)

私は50代の女性で現在、熊本に住んでおります。この度、父の残した遺言書についてご相談があります。半月前に父が亡くなり、葬式後に熊本の実家の父の遺品整理を行っていたところ遺言書が出てきました。ご相談というのは、遺言書に書かれていない財産のことです。おそらく活用されることがなかったため、書き加え忘れたのだと思われます。代々受け継がれていたようですが、熊本市内に放置されていた不動産はどのように対応すれば良いのでしょうか?(熊本)

 

A:遺言書にその他の財産の扱いについての記載がない場合は、遺産分割協議を行います。

はじめに、お父様の作成された遺言書をご確認いただきたいのですが、『遺言書に記載のない遺産の相続方法』について記載されていませんでしょうか。『記載のない財産の扱いの仕方』として、相続財産を多くお持ちで把握しきれないという方の中には、遺言書にひとくくりにして書かれる方もいらっしゃいます。同じような内容の記載がある場合は、その記載内容に従い相続を行います。しかし似たような記載がない場合は、その財産について相続人全員で遺産分割協議を行い、遺産分割協議書を作成します。

手続きは、作成した遺産分割協議書に従い行っていきます。作成方法は手書き、パソコンどちらでも可能です。また、形式や書式、用紙についても特に規定はありません。内容を確認後、相続人全員に署名、実印で押印してもらい印鑑登録証明書を準備します。こちらは不動産の登記変更の際にも必要となります。大切に保管しておきましょう。

熊本近郊にお住まいの皆さまへ。相続において遺言書の作成は非常に大切な生前対策のひとつです。遺言書を作成する際には専門家の豊富な知識に頼ることをお勧めします。というのも、法律上無効となる遺言書を作成してしまうと時間も労力も無駄となってしまうからです。プラス相続手続相談センターでは熊本近郊にお住まいの皆様の遺言書のお手伝いから、相続全般まで幅広くサポートをさせていただいております。ご相談者様にあった遺言書作成のサポートや、遺言書を作成する際の注意点などもあわせてご案内しており、生前から相続対策についても幅広くお手伝いさせていただきます。ぜひ初回無料相談をご利用いただきたく思います。スタッフ一同、熊本にお住まいの皆様からのお問い合わせを、心よりお待ち申し上げております。

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