ご相談事例
相続に関する相談
相続についてご相談:佐世保市 W様
Q:司法書士の先生にご相談です。相続手続きを行う際に必要な戸籍について教えていただきたいです。(佐世保)
先月佐世保市内の病院で母が亡くなり、現在は相続手続きを進めています。
父は幼い頃に亡くなっており、兄弟姉妹もおりませんのでおそらく相続人は私1人になると思われます。
母は相続財産としていくらかの預貯金を遺していたため先日、佐世保市内にある銀行へ手続きをしに行きました。
その際に予め母が亡くなったことがわかる戸籍と自分の戸籍を準備し銀行に提出しました。
しかし、提出書類が不十分だということで手続きができませんでした。
他にどのような戸籍が必要だったのか分からず、相続手続きが進みません。
そこで司法書士の先生に必要な戸籍について教えていただきたいです。(佐世保)
A:相続手続きにはお母様の出生から亡くなるまでのすべての戸籍が必要になります。
この度はプラス相続手続相談センターへお問い合わせありがとうございます。
戸籍には様々な種類があるため混迷なさるかと思います。相続手続きにおいて基本的には下記の戸籍を準備しましょう。
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
- 相続人全員の現在の戸籍謄本
被相続人の出生から死亡までの戸籍にはお母様がいつ誰との間に生まれ、兄弟は何人いるか、誰と結婚したか子供は何人いるのか等のすべてが記載されています。
この戸籍によって、お母様が亡くなった時点で配偶者はいないのか、ご相談者様以外に子供はいないのかを確認することができます。
万が一、お母様に隠し子や養子が存在していた場合には、ご相談者様以外にも相続が発生しますので、早めに取り寄せましょう。
戸籍を収集する際には、役所にて請求を行う必要があります。
通常の場合、亡くなった方の最後の本籍地を管轄する役所へ出生から死亡までに戸籍を請求することで、役所にある戸籍を出してもらうことが可能となります。
ご相談者様の場合、お母様が佐世保出身であれば佐世保の役所へ請求することになります。
しかし、万が一出身が都内などといった遠方だった場合には直接出向くことが難しいと思います。
そのため、郵便での取り寄せも可能となりますので各役所のホームページ等でご確認ください。
多くの人は人生の中で複数回転籍を行っているため、一つの役所ですべてが揃うということは滅多にありません。
その場合には従前の戸籍を取り寄せるため、戸籍の内容を読み取り、別の役所への請求が必要になります。
相続人が一人であったとしても戸籍謄本を揃える等、相続手続きには時間と手間を要します。
なかなか手続きが進まず困っているという方も多くいらっしゃると思います。
プラス相続手続相談センターでは、専門家による初回無料相談を実施しています。
佐世保周辺にお住まいの方、佐世保周辺でお勤めの方、相続が開始したらぜひお気軽にご相談ください。
プラス相続手続相談センターは佐世保の皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。